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玉軸受

商品

玉軸受

深溝玉軸受 アンギュラ玉軸受 ◆自動調心玉軸受
スラスト玉軸受 ◆Nシリーズ薄肉ベアリング

◆深溝玉軸受

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深溝玉軸受はベアリングの中でも最も一般的なタイプで、さまざまなアプリケーションで使用されています。ラジアル荷重のほかに、両方向のアキシアル荷重を負荷することができ、摩擦トルクが小さく、高速回転する部分や低騒音・低振動が要求される用途に最も適しています。




◆アンギュラ玉軸受
img_angular_contact.jpgNSKの各種アンギュラ玉軸受は、この多様な要求を満たすために設計されています。アンギュラ玉軸受は接触角度を持っているため、ラジアル荷重と1方向の大アキシアル荷重を同時に支持することができます。またアンギュラ玉軸受はラジアル荷重のかかったときに軸方向成分が生じるため、2個、3個、4個など複数個組み合わせて用いるのが普通です。

【特長】
1.接触角:15度、25度、30度、40度を用意
2.保持器 :ポリアミド製、鋼製、真鍮製の各種保持器を用意

◆自動調心玉軸受
Self_Aligning_Ball_Brg.jpg自動調心玉軸受は、軸とハウジングの芯合わせが難しい場合や軸がたわみやすい伝動軸などの用途に適しています。この軸受は、外輪の軌道面が球面で、曲率中心が軸受中心と一致しています。そのため、内輪、玉、保持器の軸が、軸受中心の周りを自由に回転できるという調心性があります。保持器は一般に打抜き保持器です。 自動調心玉軸受は、接触角が小さいためアキシアル荷重の負荷容量は高くありません。普通荷重での許容調心角は約0.07~0.12ラジアン(4~7度)です。ただし、軸受周りの取付関係寸法によっては、この調心角度が許容できない場合もあるのでご注意ください。

◆スラスト玉軸受
Thrust-Ball-Bearing_rgb.jpgスラスト玉軸受は、高速作動時にスラスト荷重を受けるよう設計されており、玉が転動する軌道溝を持ったワッシャー状の軌道盤で構成されています。スラスト玉軸受は、軌道盤の座形によって平面座形タイプと調心座形タイプに分かれます。なお、アキシアル加重は受けられますが、ラジアル加重は受けることができません。
スラスト玉軸受には単式タイプと複式タイプがあります。単式タイプは、軌道盤2つ(軸軌道盤とハウジング軌道盤)、玉を組み込んだ保持器1つで構成されています。複式タイプは、軌道盤3つ、玉を組み込んだ保持器2つで構成されています。複式タイプの場合、玉を組み込んだ2つの保持器で軸軌道盤を挟み込む形となります。

◆Nシリーズ薄肉ベアリング
1153_P000_rgb.jpgロボット、産業機械のコンパクト化・軽量化・低トルク化に貢献するきわめて薄肉の玉軸受です。
【特長】
摩擦トルクが低く、トルク変動が小さいため、トルクの伝達効率を高め、円滑な回転が得られます。
高速回転も可能な高精度の軸受です。